スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

釣り人生を振り返る(前編)

2005年10月11日 10:34

初めての釣り
私が生まれて初めて釣りをしたのが20歳だったかな・・・。
呑み友達と小学校からの腐れ縁の仲間と共に、ある日突然釣りに行こうと決まったのです。
それまで釣り経験が全く無い私はもちろん釣り道具など持っているわけも無く、たしか釣り具のブンブンで1980円の竿・リール・糸付きの道具のみを買って行った記憶があります。
釣り具屋さんに行ったのはその時が初めてで、その種類の多さにびっくりしたものです。

釣り前日の夜中・・・エサはなんと『イクラ』。場所は何故か篠山川に決定。メンバー全員いったい何を釣りに行くのか分からない状態で出発。もう悪ノリですよね。笑

車で川ぞいを走っていると、ちょうど休憩できそうな場所を見つけたので、仮眠を取る事にしました。

バサーとの遭遇
夜が明けて、少し明るみが増した頃、起きた私は一人車から出て川ぞいを散歩する事にしました。
少し歩くと橋に出て、そこに車が1台停まっていました。
なにやら橋の上から釣りをしている方が一人。
沢山の短い竿を車内天井部に並べ、短い竿になにやら魚の形をしたオモチャを付けてそれをキャスト。
そう、ブラックバスをルアーで狙う、通称『バサー』です。

その方の邪魔になりながらも、しばしお話しさせて頂きました。
なれなれしいのが私の長所であり短所でもあります。でも会社や親戚には『人見知り』で通ってます。社長、ボクは嘘付きです、給料を上げて下さい。何

少し脱線しましたが・・・とにかく「こんなカッコ良い釣りもあるんだー!」とショックを受けました。それまで『釣り=オッサン』という自分だけの固定概念が全て覆されたのです。

結局その日の釣りは、何の魚か分からないですが、みんな何匹か釣って、折った木に突き刺して焼いて食べました。味付けも何も無しで、全員マズくて吐いたような気がします。サイテー野郎どもですよね。悪ノリもほどほどにしないとね。

しかし、朝 見かけた『バサー』のカッコ良さは帰っても忘れる事ができず、次第にのめり込んでいく事になるのです。

ハマらない日々
あのバサーに出会ってからも、すぐにバス釣りを始めたわけでは無かった。 その時は女性に異常な程の興味を持っていた頃だし、お酒を呑む楽しさも覚えた頃。 人付き合いでスノーボードやボディーボードなどもやったが、あまりハマリ込む事もなかった。

ブラックバスをかじる
ブラックバスを釣ろうと思ったのは21か22歳頃だったかな。久しぶりに釣りに行きたくなった私は、ブラックバスを釣ろうと思い立つ。

私は「まず道具を揃えんとイカン」という事で、大阪にある大型釣り具店『フィッシングエイト』へ行く。
『フィッシングエイト』に行く理由は、弟の友人がソコへ勤めていたため。でもってバサーである。
何を買ったらいいのか分からない私にはいい味方でした。

店に着き、ソイツを探すと居ました。色々話しを聞きながら買ったのは、スピニングロッドとスピニングリール。
そして、ルアーはダイワ不朽の名作、クランクベイト『ピーナツツ』。
その他2・3点を揃える。

いきなり聖地へ
早速、友人に連絡をとり釣りに行く準備を進める。
友人の何人かは経験者で、その彼女とかも入れると6人集まったような気がする。
行き先はなんといきなり『七色ダム』。 
大台ケ原に悠然と構える『池原ダム』の兄弟ダムみたいなもので、現在では聖地に近いものがある。
バスの日本記録はこの『池原ダム』から生まれているし、多分今後もココから出てくるだろう。

結果、経験者だけが釣果をあげるが、私は完全丸ボウズだった。
橋の上から釣っていたのだが、バスのルアーを追う姿が丸見えで、凄く興奮したのを覚えている。

初めてのバス
この興奮冷めやらぬ内に、池原ダム、七色ダムを始め、琵琶湖などにも通うようになる。
しかし、バスを釣るのはなかなか難しく、5回目の釣行ぐらいで初めて釣ったと思います。
15cmぐらいの琵琶湖バスでしたがルアーはピーナッツだったので何か嬉しかった。

1回でも釣れると自信が湧くもので、その辺から単独釣行へも数行くようになる。
主に泉北の野池ばかりだったが、これまた不朽の名作『スライダーワーム』で釣りまくったものだ。

釣りも覚えて行くと、どんどん『もっと釣りたい』、『デカイ魚が釣りたい』ようになってくる。
その頃、メディアで一気にバス釣り会のスターダムに昇りつめて行く人物がいた。 
 
奥村 和正との出会い
デプス代表『奥村 和正』氏、その人だ。
バス釣りをする人で彼の名前を知らない人間はいないだろう。
彼のスタイル『デカイ魚を釣る』というストレートな信念に共感し、奥村教(勝手にそう呼んでいる)に引き込まれていった。 

奥村教、デプス信者はかなりコアなファンばかりで他社のルアーにあまり興味を示さない。
あまりにも流行とは逆行していたし、出すルアーやワーム、そしてロッド等、当時はキワモノと呼ばれるモノばかり。
しかし、それを使用し60UPを狙って釣る彼を信じきっている信者は躊躇なくソレを使用していました。
もちろん私のタックルボックスにもデプス一色であった。
デカイルアー、デカイワーム、曲がらないロッドなど当時ではとにかく異色な存在。
年1回のフィッシングショーも彼のブースしか回らないし、セミナーを聞くのも彼だけ。
もう教祖と信者の関係でしたね。

苦悩の日々 
ひたすらデカイ魚を追う毎日。毎日と言っても毎日じゃないけど。
でかいルアーにでかいワーム・・・今まで44cmが最大サイズだった私は、なかなかデカイヤツに会えない。
それどころかアベレージサイズすら釣れなくなってしまった。
別にデプスが悪いワケでは無く、自分が使いこなせてない状態。

さらにこの頃から、スモールサイズのルアーが大流行したように、ブラックバスが釣れない時代に入ってしまった。
アピールが小さい、ルアーを認知させないといった釣り方が野池のメインになっていた。
小さいワームをつんつんつんつん・・・まっぴらゴメンだ。
  
再び聖地へ 
私はそんなバス本来の釣りができない野池を捨て、5年ぶりに再び『七色ダム』に通いだす。
それも岸釣りでは無くボートに乗る釣り。デカバスと真っ向勝負をする為に。
その時私はすでに27歳。
かなりここまで来るのに遠回りしたが、バス釣りを本格的にやりだした時期でした。 
しかし、5年という月日は七色ダムを変えてしまっていました。

七色伝説終焉
『七色ダム』に通う事に決めた私は、「これから素晴らしい釣り人生が始まる」と思ってました。初めてバス釣りをした場所でもあるし、なにせ魚の反応が素晴らしい。
アピールの強いルアーは多くのバスを注目させ、寄ってくる。
魚が素直で、シーズン毎のパターンさえきっちり把握すれば、間違い無く釣れると思っていた。
野池などのスレまくった魚はそれが全く通じず、いかに魚に食わす事ばかり考えた釣りだった。

例えば・・・ある一定方向にしか投げれない場所がある。
ウェーダーを履いた人間が、逆方向からルアーを投げる。あれだけ食わなかったバスが1投1釣ぐらいに食いまくる。
これってどうなんだろう。技術とかルアーの性能なんか全く無視で、ただ人ができない事をやると釣れる。
例えば・・・朝から夕方までは全く釣れなかった。
でも粘って、真っ暗になってからいきなり爆釣モード突入。
その池はそれ以外釣れない。誰がどうあがいてもマグレ以外釣れない。もちろん釣れる事はいいことなのだが、ワンパターン化してしまってすぐに飽きます。

こんなのバス釣りじゃねーや・・・って事で『七色ダム』に通う決心がついたんですけど・・・

現実を痛感
あの『七色ダム』はもっとひどかった。
まずエンジン船でないと非常に辛い事。私は船舶免許も無いし、無論 船を買うお金も無い。
船体を買う費用は約30万ぐらいで、その他定期検査費や保管料など考えると、お金持ちや一人もんにしかできない道楽なのである。

当然レンタルボートを使用するが、その費用も凄い。
エンジン船なら1日1万円以上は必ず必要で、「通う」というのはほぼ無理だった。
悲しいかなエレキボートを借りる日々。

分かっていた事なのだがやはり条件は厳しい。

エレキ船での行動範囲は非常に狭く、一番辛いのが風。
ダムは基本的に山の中に作られ、風は必ずといっていいほど付きまとう。
最悪の日は1日ほとんど釣りできない事もあった。
風裏に逃げるといっても、移動に1時間かかるというのはザラであった。
しかし、こんな事では負けられないので、最低でも月1回は『七色ダム』へ行くのである。

しかし、一番深刻だったのが、バスの変化。ボート屋のおじさんに近況を聞くと・・・決まってこう言う。
「釣るならカットテールやね。」
もうデプス信者からしたら、聞きたく無い言葉。
この『カットテール』とは、つんつんねちねちを広めるきっかけになった代表的ヒットワーム。
誰でも釣れるワームとして大変人気で、確かに誰でも釣れる。 

逆に言いえば『カットテール』並みのノーアピールワームを、つんつんねちねちしないと『釣れない』状況であり、実際おじさんもそう言う。
・・・おいおい俺はそんな釣りをしにココまで来たわけじゃねーんだよ。

しかし、私の気合とか反対にバスの気合など微塵も感じない。通い始めて最初の方は玉砕していくばかりだった。
釣れても単発で、ただデカイ野池では無いか・・・と思いはじめていました。

結局27歳の1年は、ストレスの溜まる釣りばかりで、内心バス釣りに限界を感じ始めていました。来年もダメだったらちょっと考えようみたいな事も思ってました。

海の師匠の許へ
そんなある日、会社の淡路島旅行の帰り・・・

嫁さんの実家へ行く事に。
嫁さんのお父上は、大の釣り好きで、一度『海釣り』というのを私に教えてくれるとずって言ってくれていました。
お父上から言わすと、「バス釣りなんか釣りじゃない」って言われて、正直ムカついていたので、釣りの話しは敬遠してました。

でも、この心境は私も同じ事で、「バス釣りはもうバス釣りじゃない」と思ってましたから。 ちょいとニュアンス違いですけど。

チヌってなんすか
お父上と愛媛県某テトラ地帯へ行く。
「チヌを教えたる」っ言われ道具を持たされる。
凄く繊細な仕掛けで、錘がガンダマ1個。
それをいくら投げても3mぐらいしか飛ばない。でもそれで良いようで、チヌのアタリを待つのだ。
ウキが面白い動き見せているので、ずーっと眺めていると、「今や!」・・・「ぇ!?」→スッポ抜け。
「遅いな」・・・「ぇ!?」→わけわかってません。

約2時間ほどの釣りで、センスが無いのかアタリを全部逃したみたいです。 しかし、このウキ釣りの緊張感というか期待感が凄く新鮮で、ここから釣り人生が大きく動き出します。

スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://tinuhei.blog24.fc2.com/tb.php/7-0ee1f6b3
    この記事へのトラックバック


    Recent Entries


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。